皆さんお久しぶりです。カナタです。
今回はNHK2015 ロボミントン で私が個人的に調べて実験したことを書きたいと思います。
(ただし、実験と言ってもそこまで大したことではありません。)
私たちはラケットを振る機構にエアシリンダを使いましたが、このエアシリンダがなかなかのじゃじゃ馬でした。というのも、ラケットを振ってシャトルを相手のコートに打ち返すとなると相当強力なものではないとダメではないかと考えて、チューブ内径32のエアシリンダに手を出してしまいました。皆さんもご存じのとおり、エアシリンダはチューブ内径が大きいほど出力も大きくなりますが、一方で空気の消費量も大きくなります。
さて、ここで一つ問題が生じます。今回の課題はバドミントンです。となると、ラリーが続くと持久戦になりますが、空気消費量が半端ないエアシリンダを搭載している美濃丸ではすぐにガス欠状態になってしまいます。持久戦で勝つためにはペットボトルをたくさん積むしかありませんが、乗せれる量にも限界があります。
そこで「何回ラケットを振れるのか計算してペットボトルの数も決めてしまおう」と考えてしまいまして、実験が始まりました。(ちなみに実験では1.5Lペットボトル9本乗せていました。)
エアシリンダの空気消費量はMISUMIさんのホームページに掲載されている技術資料(http://jp.misumi-ec.com/maker/misumi/mech/tech/cylinder/01.html)を参考にさせていただきました。
計算した結果をグラフにしたところ以下のようになりました。
実際に回数を調べた結果は次のようになりました。
誤差はありますが、大体計算した通りの結果になりました。
今後も計算を簡単に出来るようにExcelにエアシリンダのチューブ内径とストローク、ペットボトルのサイズと数を入力するだけの状態にしてみました。
残念ながら今回は二次審査落ちという結果に終わってしまいましたが、これからも頑張っていきたいです。(これを使う機会は訪れるのでしょうか?)
次回はハッティの担当回です。
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