2014年11月30日日曜日

今年も工作教室参加しました!

どうもかとすんです.

今年もかかみがはら航空宇宙科学博物館で開催された工作教室にお手伝いとして参加させていただきましたので,その報告です.

これは小学生中学年から高学年を対象に毎年行っている教室で,今回も三角コプターを作りました.
これはプロペラが回転によって飛行機の羽と同じ原理で上方向に力が生じる現象を利用したおもちゃです.
 (通販サイトで申し訳ないですが,こんなようなものです http://item.rakuten.co.jp/kawachigazai/10010651/)


実は,三角形の紙の貼り具合で出来が変わってくるのですが,みんなどうにかそれなりに飛ぶものを作ることが出来ました.
例年三角形の紙に好きな絵柄を描いてもらっているのですが,自分は3年目にしてもまだ斬新だと感じるものを描いてくる子がいるので,見ていて楽しかったです.

 

三角コプターですが,原理として目に見える形で何かが引っ張ることで浮くようなものではないので,小学生には難しいかな?とも思いましたが,これが飛行機に興味をもつ第一歩になればと思います.




この日は三角コプターだけでなく,テロミス(http://www.dcexpo.jp/5479)というどのような形状をした紙飛行機でもしっかりと飛べる飛行機を作ることが出来るソフトの紹介や,クアッドコプターの飛行も行いました.


今回持っていったクアッドコプターはスマホから操作できるもので,機体に付いているカメラ動画をスマホ画面に映し出して機体目線で操縦することが出来ます.
子供たちもこれには大はしゃぎでした.



個人的にはクアッドコプターはホバリングが出来るという特性があるので,従来ラジコンヘリで行っていた農薬散布や高所高圧電線の点検などの場にも参入してくるのではないかと思っています.



近年では航空の世界は非常に盛り上がっていると思います.
航空業界は三菱のMRJや,ホンダのホンダジェットがよく話題に上がり,クアッドコプターで荷物を配送したりという話もあります.
クアッドコプター自体も一般の人でも買えるし,操縦も難しくありません.
また,テロミスのように流体力学など,理論に基づいた飛行機の設計をできるツールも登場してきました.


生まれも育ちも岐阜県の自分は小学生時代はとにかく中部地方は自動車だ!と言われて育ちましたが,何を隠そう中部地方は航空産業の集積地,いまの小学生たちが高校生になって進路を選ぶときには航空産業という選択肢も盛り上がって人気候補の一つになっているのではないかと思います.
その時,参加してくれた小学生のみんなが今回の教室を少しでも覚えていて,進路選択の材料になればと思います.

0 件のコメント: